トラブルだって怖くない!

「トラブルを管理する」という考え方を身につけよう

 教育界のイジメ件数は年間36万件を超え、法的対応が強化されてもなお増加の一途です。そして職場ではパワハラ防止法を制定ざるを得ない状況です。イジメを見逃していないかどうか不安、どこまでが指導でどこからがパワハラなのかわからない、など法律での対応がさらに混乱を生じさせる事態を招くことにならないでしょうか。

 トラブルの影に怯え、トラブルには関わりたくないと念じ、人間関係そのものに漠然としたの怯えと、さらには怖れをもって生活しているような世相となりつつあるように思えます。どこかでボタンを掛け違えたように思えます。人間関係に付きまとうイザコザや対立は、修正改善して関係性を作り直していくという発想に立ち返って対応すべきではないでしょうか。

争い合いは在り続ける

 

 一人ひとりが違った価値感をもって暮らす社会です。社会の多様化はますます進みます。

 意見や主張がぶつかり、葛藤し、はたまた対立することは、常に在り続ける、ということが、これからの社会に生きる私たちの出発点ではないでしょうか。

争い合いを科学する

 

 他者への嫌悪感や憎しみ、また親しみや愛情は、人間生活を司る要素です。トラブルの80%が感情問題とも言われます。

 人間の感情や関係性について、心理学、社会学の到達点をトラブル解決に活かす取組みが進んでいます。

争い合い解決を学ぶ

 

 対立やぶつかり合いは悪、絶対にあってはならないという発想ではなく、関係性を作り直す契機として受け止めると状況は一変します。

 争いごとを学び合い、互いの成長の糧とする「争いごと解決学」を提唱しています。

争い合いを管理する

 

 良好な「関係性」を維持し、発展させていくためには、常に見直し、修正し改善する取り組みが必要とされます。トラブルをコントロールする!という考え方に基づく「トラブル管理」を組織に社会に根付かせていきたいと考えます。


市民講座「ピアメディエーション勉強会」開催!

 

身近なトラブルについて、その対応策について考え、意見交換する場を提供します。

悩み事、トラブル案件持ち寄り歓迎!みんなでより良いトラブル解決について、一緒に

考えましょう!

  〔案内〕

   ①10-11時 情報共有、茶話会

   ②11-13時 フィールドワーク(神社参拝)

   ③13-15時 振り返りとランチ会(希望者)

 

  日時:3月21日(祝日)13:00-15:00

         場所:曽根崎警察地下 大阪府警察コミュニティプラザ前

  参加費:2,000円(お茶代 未成年者は500円)

  申込み:https://ws.formzu.net/fgen/S6881724/

  問い合わせ:ikeda@npoadr.info ,  080-9120-3981